胃ガン の手術後、しばらくたってから母と兄が医師 に呼ばれました。
「ガン は、リンパ節 に転移 してました」
「えっ、でも先生 は早期ガン だって・・何も心配は要らないって、ガン は全部取れますからと・・・」
(と言うのがやっとだったそうです)医師 はそれには答えず、
「まぁ、思ったよりも深かったんですね」
・・・って、そんなガン の転移 の(可能性)ことひとことも言っていなかったじゃないですか?
(って、誰も言い返せなかったんです)
「取れるところは、とっておきましたから」
念を押すように言われたらしいんですが、最初の話と全然違うじゃないですか。
(とも言えず・・・)
ただひたすら体を小さくして、医師 の機嫌が悪くならないようにただ耐えていたそうです。
「がんセンター の医師 」だから大丈夫 だろうと、母も兄もとても信頼していたのです。
ガン の手術前の簡単な説明でも
「早期ガン で手術 で全部取れるから、何も心配いらない」
と言われました。
「開けてみるまでわからない」
とは、けっして言いませんでした。
この間、リリーフランキーの『東京タワー』 を読みました。
(数年前まで、フランキー堺の子どもだと思っていました)
声を出して泣いた、泣けた。
特に、自分がガン でも、ひたすらに子どもを心配する母親 の愛情に泣けました。
それと、そのなかにこんな一節がありましたね。
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「まぁ、そっちでちゃんと説明もあると思うけども・・・」
そう言いながら机の上にあったメモ用紙に胃袋の絵を描き、下半分のあたりを丸で囲んでその中を斜線で塗り潰した。
「もうだいぶ大きくなってるねぇ」
その言葉、まるで我関せず といった口調で言った。
びっくりするよねぇという程度の軽い表情で言った。
検査ではっきり判明してからはすぐに紹介状を出したのかも知れないが、それまであんたはなにをしてたんだと腸が煮えた。進行を止めることも切り取ることも専門外なのだとしても、もっと早くその状態を把握することはできなかったのか?あんたは年寄りの茶飲み友達か?
オカンはあんたのことを信頼してたんだぞ!? もっと早く発見する術はなかったのか
いつからあったんだ?
そして、いつ大きくなったんだ?
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こんな医師 が、今でも世の中には結構いるんです。
私の母方のおばあちゃんもこういう医師に出会ってたから、(定期的に通院しながらも)別の病院で検査を受けたときにはもう大腸ガン の末期で、あっけなく命を落としたんです。
悔しいですね。
あなた(医師 )に大事な命をかけていたのに・・・。



ヨガの望月先生が、丁度前回のヨガの時に「癌患者の人が望月先生の気功とヨガで治った」という事を話されていました。
印象的だったのが、「癌にかかった人が、周りに何をできるのかという事を考える」というお言葉でした。
言葉の受け取り方は人それぞれだと思いますが、私は深い言葉だなと感銘を受けました。
また読ませてもらいたいと思います。
それでは。