今日も、読んでくださってありがとうございます。
アーユルヴェーダ でも、毒素 を出すために舌をきれいにするように勧めています。
舌 を「ベー」と、前下方に思いきり突き出してみてください。
健康な状態の舌 は、血液の色が透けて薄いピンク色をしています。
表面は、ざらついた感じをしていて、うっすらと白い色をしていることがあります。
でも、個人差があり、また同じ人でもいつも同じようにみえるとは限りません。
季節や、体調(女性は生理)によっても様相が変わります。
白色・黄白色・黒色の苔がべっとりとついたようにみえるのを「舌苔 」と言います。
口臭 の原因として、この舌苔 の存在があげられます。
舌 の清掃は、毎日歯を磨くように自分で行うものです。
舌 をいつもきれいな状態にしておくことで、口臭 や歯周病 などの細菌性の病気 の予防にもつながります。
以前、歯科医院に歯科衛生士として勤務していたときに、患者さんと接していて気がついたのですが、「口臭 」の強い方の多くが、「舌 」に異状がありました。
口を開けていただいて
「やっぱり」
と、納得することが多かったのです。
歯槽膿漏 や胃炎 などでも口臭 が強くなるので、健康状態をうかがった上で時間をかけて正しいブラッシング(歯の磨き方)と「舌 」のクリーニングの仕方を指導しますと、たいていの方は次回にはきれいになって来院されました。
病院の入院患者さんへ歯科の「出張治療」することもあったので、ガン や糖尿病 などの患者さんも診てきましたが、きれいな「舌」をしている方は、あまりいませんでした。
ガン 患者さんの多くが、厚みのある立派な「舌苔」をお持ちでした。
努力されてきれいにしていくと、それだけでも体調や気持ちがよくなるのです。
目に見える変化(舌 の様子)があり、気持ちが変わっていくのです。
「舌苔 」がなくなると、ひどい口臭 も弱まります。
市販の舌 の清掃用具は、ブラシ型のものとへら型のものに大別されます。
どちらも、舌 の粘膜を傷つけないように慎重にしてください。
歯ブラシや、金属製の舌べら、ワイヤーは舌を傷つけてしまいがちです。
舌 の清掃は、舌 全体を清掃します。
スプーンやへらで優しく舌苔 をこそげ落とします。
舌 全体をひと通りやれば、まずはそれでいいです。
あまり急にやりすぎると、おへそのゴマと同じで刺激を与えすぎてもいけません。
そして、大事なことは、舌 の奥まではやらないようにすることです。
時々、気持ち悪くなったり、吐き気をもよおしたりする方がいますが、そんな奥まではやる必要はありません。
とても傷つきやすいところですので、くれぐれも無理はなさらないでください。
また、ひどいひび割れなどがある方は、あせらずに長い目で少しずつ(日にち)時間をかけて取るようにしてください。
舌 の清掃は、面倒でも毎朝、食事の前に行ってください。
そして、くれぐれもかきとった舌苔 を絶対に飲み込まないように注意して下さい。
舌苔 も、毒素 ですから、また体の中に入れないでくださいね。
この「舌苔 」掃除をし始めると、やらないでいると気持ち悪くなります。
なぜなら、「舌苔 」はかなりくさく、においもあるからです。
そして、へらやスプーンについた舌苔 を見たら、
「あっ、とって良かった、飲み込まなくて良かった」
と、思われるはずです。これをこのまま飲み込まないでよかった、と誰もが思うのです。
朝は体にたまった毒素 などの「排泄 」の時間です。
出せるものは、何でも、どんどんたくさん出しましょう!
でも、いつか時間をかけてご紹介するつもりです。
自分の体と相談しながら、無理をせずに「舌 べら」で優しくやってみてください。
ひととおりやれば、まずはじゅうぶんですから。
きょうのひとこと
舌 はとてもデリケートで、発音・咀嚼・嚥下のときなどにとても活躍する重要な部位です。
2年前に、下に腫瘍ができて切除したのですが、麻酔が切れたときは泣くほど痛かったです。
話すこともままならず、3日ほど、何も食べられませんでした。
そのとき、「舌 」はとっても大事な役目をしていてくれたんだと、初めて感謝しました。
舌 を掃除するときには、ほんとうにくれぐれも優しく扱ってください。
あなたの大事な「舌 」ですから。


