2006年11月02日

102. 40代でがんになる、疲れの解消法

 人間には、もともと自然治癒力が備わっているので、ケガや病気をしてもまたもとの健康な状態に戻るようになっています。
 
 転んでひざをすりむいて血がでても、しばらくたつときれいに傷もなくなってしまうのは、そのためです。
 
 しかし、体の表面にできた湿疹や、吹き出物や、傷がなかなか治らない時があります。

 風邪の様な症状がいつまでたっても消えず、しつこい咳が夜中まで続くことがあります。
 
その時は、要注意です。あなたの治癒系統が正常に機能しなくなっているのかもしれません。
 

 胃ガンだった父には、いつの頃からか、首の後ろにジュクジュクとした「できもの」がありました。 
 
 通院した皮膚科でもらった薬を塗ると、しばらくはきれいになりましたが、それでもクスリをやめると、また醜いできものが姿を現していたのです。そのことは、子どもながらに心配でした。

 
 しかし当人の父には(鏡でみても)実物を見ることができず、それほど実感はなかったようです。時折かゆくてかきむしっていまい、血がにじんでいたのをよく覚えています。
 
とくに疲れている時には、そのできものの範囲が厚みをもち、広がっていました。
 
人は、自分の目で見ないと、深刻にとらえるということが、難しいのかも知れません。 
 
 とくに父はそういう人でした。自分の考えにこだわりすぎて、人のアドバイスを受け入れるという度量に欠けていたようでした。
 
 そして何よりも、病院が大きらいでした。理由をつけて、なかなか病院へ行かなかったのですが,いよいよ自分でも我慢できなくなって病院へ駆け込みました。
 
受診科は,呼吸器科でした。
 
父には「慢性気管支炎」という持病がありながら仕事を休めず、いよいよ息苦しくなるとった時に出かけていたのです。
 
 我慢強いといえば、そうとも言えるのでしょうが、父は、自分の体を酷使しすぎていました。
 
そして、疲れたら「仮眠を取る」「昼寝をする」「横になる」といった体にやさしい方法ではなく、 「甘いものを食べる」「コーヒーを飲む」「タバコを吸う」「チョコレートを食べる」 といった、ある種の「刺激物」を体に入れることで乗り越えていたのです。
 
私たちは、少しイライラしたり、疲れたりした時にチョコレートなどの刺激物を取れば、解消され、調子が戻ると考えがちですが、それはまちがいです。
 
 コーヒーのカフェイン・タバコのニコチン・チョコレートに含まれているカカオのテオブロミンは、一時の「満足感」を与えますが、依存と、習慣性という厄介なものが、もれなくセットでついてきます。
 
 何よりも重要なことは、イライラしたり、集中力がなくなったり、疲れを感じて眠くなったりするのは
 あなたの体が「(疲れたので)休みたいです」と、信号を送っている証拠です。
 
 疲れているのに、コーヒーや、チョコレートでごまかして、体を休ませないようにし続けていると、いつか必ず、「つけ」が回ってきます。 あなたが、その体からの赤信号を無視し続けると・・・
 
 突然の心臓発作か、くも膜下出血・脳梗塞などの人命にかかわる重篤な病気,あるいは長い年月をかけて育てられる「がん」として、あなたにかえってきます。
 
「休ませてください」
という、体からの叫びを知りながら、コーヒーを飲んで、チョコレートを食べて
 
「あー、目が覚めた」「すっきりした」
と、体をごまかし続けるよりも、10分でいいから休息をとることが賢明です。
 
 あなたに伝えられた体からの赤信号は、あなたの生活習慣・行動への赤信号なのです。 
 
 
きょうのひとこと
 
 必要な時に眠るのをさけていると、代謝プロセスと精神的な回復のプロセスが、正常に機能しなくなります。
  山に登るときには、時折「休憩」を入れます。
 
 とにかく、立ち止まって体を休めることが必要だし、効果があるからです。
  ノン・ストップで山を登ることなどありえません。
 
 数分間休憩をすると体力が充電され、前にもまして元気が戻ってくるからです。
 
ホンの数分でいいのです。
 
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/26608634

この記事へのトラックバック
無料保険見積りサイト「アフラック」資料請求募集