2008年08月13日

手術後やがんの痛みをコントロールする自己調節沈痛法

 手術後やがんの痛みを自分でコントロールする 自己調整鎮痛法(PCA)が、広がっているそうです。

点滴にセットされたボタンを押すと、鎮痛薬が身体に流れ込むシステムになっているようです。

PCAは、Patient Contolled Analgesia の頭文字です。

がんなどの強い痛みには、飲み薬や貼り薬、座薬などが処方されるが、胃腸障害などがあり、対応できない場合に用いられるそうです。

点滴に鎮痛剤をセットしておき、あらかじめ「一定に流れる量」「ボタンを押すと追加される量」を設定する。

何回ボタンを押しているか点検し、回数が多ければ常時量を増やすなどして細かく設定します。

 また、過剰投与を防ぐために、一度ボタンを押すと一定時間内は追加投与されない設定にもできる。

利用者の感想の中には
「痛みにほとんど苦しめられない入院生活。とても快適に過ごすことができました」
というものもありました。

日本では 広島大学病院、山梨大学病院、千葉県鴨川市亀田総合病院などですでに導入されています。

 カナダの出産事情を聞いたとき、このようなシステムがあることを耳にしていました。

 日本ではできるだけ薬を使わず「自然に自然に・・・」という流れで、赤ちゃんにも負担をかけないように鎮痛剤も極力抑えているように感じます。

 しかし、カナダでは痛みを我慢するという言葉がカナダ人にはないのかと思うほど、鎮痛剤を多用している実態があります。

カナダと日本両国の看護士ライセンスを持ち実際にカナダで働いている友人はそのあまりの感覚の違いに、はじめ慣れるまで大変だったそうです。

日本では憚れるような 大声、絶叫!、うなり声、スタッフに対する罵声も飛び交って、まさに戦場・・・。

時々、その声や情景に目眩を感じることもあったそうです。

「痛みなど どうして我慢するの?」

「楽になる方法があるのなら、やらない方がナンセンス!」

 堪え忍ぶ時代は終わったようです。

PCAは、患者自らが痛みの治療に参加できること。

痛みに対する医療者と患者とのギャップを埋めることにもつながっていきます。


 我慢強いことが取り柄の私にとっても、来るべき時に向かって、このPCAへの理解と普及が進んでいくことを願います。



 日本は長寿国ですが、いったいそのうちのどれだけの人が、がんにならず、寝たきりにならず、痴呆症にならずに いきいきと生きていけるのでしょうか?

その人の家族が、その人の存在を心から受け入れ、生きていることに心から感謝し、愛情を込めていつも変わらずに看護していけるのでしょうか?

いつまでも生きていていいのだなと思えるような人生の終盤を迎えたいものです。

 今日のヨガでは記憶力を高めて痴呆症を予防する呼吸法をしました。

また、頸椎1,2番を調整する矯正法をやりました。

元気でいつまでも、永く生きていただきたいですから。

お互いの幸せのために。
posted by 柊 at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ガン(がん)について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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